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▼2009年02月17日

カペラ 願いを聞いて ふわり優しい光

090217-02.jpg ♪ただ君がすきなの。

 ということで、マツダカペラです。私が免許取って初めて乗っていた車。

 免許を取って初めて乗ったカペラは、教習者と違ってパワステじゃないし、アクセルの反応は全然ピーキーだし、低速トルクないのでエンストばっかりするし、こんな車とても乗れない!と思っていたのですが、ちょっと慣れると、当時としては剛性感が高いボディときびきびしたステアリング、それと全域で比較的付きの良いトルク特性のエンジンで、結構気に入って夜な夜な峠を攻めに行ったりしてました。当時は仕事も忙しくて夜は終電近いことばかりだったんだけど、それでも家に夜10時前に帰れた時は、そのまま筑波山にまで攻めに行ってましたよ。
 もちろん金ないから下道でね。そして朝方帰ってきて2時間くらい寝て会社へと…今では考えられない、まるで若き日の中嶋悟並みの生活してました。この車で当時はシビックやレビンとかの走りやさん達と一緒に走っていました。まだ存在していた筑波スカイラインの料金所を、スピード警告のベルを鳴らしながら走り抜けていたからなぁ…、今思うと、どうしてあんなに無鉄砲でクルマが大好きだったんだろう。

 つことで、無鉄砲なのは峠を攻める時だけじゃなくて、こういう場所でも無鉄砲さは発揮していました。写真は確か2月厳冬期の南アルプス林道にて。もちろん、タイヤチェーンやスタッドレスなんて軟弱なものは使ってません(笑)。バリバリ夏タイヤのまま、平気でこんな所に出かけていました。
 
 この写真を撮影した時のことは良く覚えているのですが、時間は早朝の夜が明けてすぐ。外に出たらいきなりツルンと滑って転んだことを覚えています。ただ、クルマが滑って怖い…というか、凍結道路での車の運転そのものに対する緊張とか注意については全く覚えてません(笑)。ちなみにこの先しばらく進んだ所で除雪が終わり、道が事実上閉鎖されてました。

 2月の早朝に夏タイヤのまま南アルプス林道ってのもなんだけど、考えてみれば2月の夜中に、下道使って東京からここまで走ってきてるんだよね。なんだなんだ…若い頃の私は車の運転に関して超絶テクニックでも持っていたのか?

 ということで、古い写真を整理していたらこんな懐かしいクルマの写真が出てきたので、思わず掲載してしまいました。
 ちなみに撮影に使ったカメラは、CANON EOS 620 + EF 35-105mm F3.5-4.5辺りだと思います。フィルムはおそらくコダックのエクター25。当時このフィルムに凝ってた。最近のコダックでエクターブランドが復活したみたいだけど、あの当時のエクターは、解像度とその発色の重みが、従来のネガフィルムの常識を越えてました。

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コメント

マツダ党でしたか(笑)

自分は5代目の真っ赤なファミリアでした。
自分はやってませんでしたが、ルーフキャリア付けてサーフボードってのがナウいヤング(笑)の象徴だったんですよね。

そのファミリアもカペラと同じようにパワ~を必要とするステアリングでした。
しかも叔父さんがインチアップしちゃうし…

そんな原体験のせいか、未だに路面を手で撫でる(ガタゴト)・風(切り音)を感じる・軽量ボディー(笑)な車が大好きです。

次の車は初代のロードスターか「幸せの黄色いハンカチ」にしたいなぁ。

お、あの「赤いファミリア」ですね。
さすがトレンディ~(笑)。

うちのクルマは、私が乗り始めていた頃は大古車になっていたので、
とりあえず壊してもいいよと言われ、比較的自由に乗り回ってました。
林道ドライブにもはまったなぁ…。

初代のロードスター、いいですね。
特に後からの眺めは、今見てもハッとします。

オープンカー!いいッスよ!!

すごい話ですね。
考えられないwww

今思い出しましたが、私も学生時代は親のカムリ(初代)で、新潟にスキーとか行ってましたね。

いちおうチェーンは持ってましたが、あんまり使わなかったな(笑)。

>ふじむらさん
 確かに、今の私でも信じられません(笑)。

>にしだやさん
 確かに、あの頃って結構みんな無茶してたような気がします。
 強いて言えば、昔のクルマはタイヤが細いので、それも大きいかもしれません。

私もちょっと加わったりして(笑)。

昔、トライアンフ・アクレイム(実はバラード・セダン)に乗っていた時、
2月の雪祭りの時期に、夏タイヤ(チェーン無し)で真駒内の常盤公園そばの友人の実家に遊びに行った事があります。

苫小牧から上陸して、28号を北上し現在の札幌ドームを左に曲がり82号に入って、453号と交差した所を左に曲がるというコースだったとおもうんですが。

なぜなら工程中に一回だけ、ここで止まったら上がれないかもと思い、羊ヶ丘に向かう手前の交差点で、信号を見ずに死んだ気で直進し、丘に登っていったからです(夜明け前だった)。

それでも最後、友人の実家のある場所は山の上の新興住宅街で、上る途中にデカイ工事車両が下ってきた為、一度止まったら上がれなくなり、しょうがないんでバックで上がりました。

私の車見て地元の人はビビッていましたが、馬鹿な奴が来たと思ったでしょうね。私はその時装着していたP4のおかげだと思ってました。

帰りはヨコハマのプラチェーンを装着し(せっかく買ったので試したくてしょうがなかった)、東北山中へ分け入ったのですが、平坦なゆるいカーブの途中、スピードが出すぎたと思ったので、アクセルを戻したら、いきなりスピンして300度ぐらい回りましが、どこにも当たらずにラッキー。

回っている最中はスローモーションの画像を見ているようだったのが印象的でした。

全然ちょっとじゃなかったですね。
すみません。

453号とは、支笏湖に行く方の道ですね。
しかしみんな…無茶してるなぁ(笑)。

ひょっとして、自動車の進歩と共に、私たちのテクが退化してると言うことなんでしょうか(笑)。

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