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▼2009年03月28日

幼児を二人載せられる自転車の試作品が出そろう

 一部主婦のわがままのせいで、こんな代物が公道を走り出すようになるのか?それにこんな重量級の自転車、本当に女の人の足で漕げるのだろうか。
 ただ、こういった自転車を作ってみようという努力についてはある種尊敬できるし、その中から新しい自転車像というのも生まれてくるかもしれない…なんて可能性はちょっと感じる。

 幼児2人を乗せられる自転車の試作車12件が出そろう---自転車産業振興協会」:Tech-On

 実際、今のままチャリでも、幼児1人乗せる位なら仕方ないかなとも思うし、現状、幼児を2人乗せている自転車に対して、行政が黙認している状況も仕方ないかなと思う。
 だからといって、これらの行為を法律で容認する事については反対。あくまでもあなたたちが行っている行為は行政違反だけど黙認されているだけ…という事をしっかり認識して、事故が起きれば自分達の責任で、普段は慎ましく公道を利用するというなら、私だって彼女達にそれなりの気遣いはするつもりだ。

 この問題、警察が「公道の自転車3人乗りを摘発する」なんてコメントを出したとたん、どこかの主婦団体が「私たちは少子化問題に立ち向かっているのに摘発なんて許せない」なんてアホな反対意見を出していたが、路上の危険という物理法則に少子化問題は全く関係ない。それを踏まえて我が子を危険にさらしたいのなら、行政違反を承知の上、あなたたちの自己責任で勝手にやれば?というのが筋だと思うのだが。
 ついでに言うなら、私自身少子化は、この先の日本にとってもいい事なのではないかと思っているし。

 もっとも、今回発表されたこの3人乗り自転車の最大で決定的な問題は、おそらく近所のイオンなんかで8,980円で買えない事だと思う。きっと売値は10万円近い額になるんだろうし、そうなれば「高すぎる」といってメーカーや行政にケチ付け始めるんだろうな。

 ちなみに、ひょっとしたら「あなたは子供を持つ主婦の辛さを理解していない」なんて見当違いなコメントがくるかもしれないのであらかじめ書いておくけど、主婦の辛さと路上の危険性について相関関係はありません。子供の送り迎えが大変だとか、そういう点を問題視するならば、送迎バスの充実や路線バス網の拡張など、クルマや自転車を使わずに移動が可能になる社会を考える方が、日本の将来についてもずっと建設的な気がします。
 JRが民営化されて、第三セクターなどと言うまやかしにみんな騙されて、日本の鉄道網はものすごい勢いで廃止されているのと共に、地味ながら日本のバス路線も急速に廃止路線が増えています、そのことについてもっと…って、話が変わってきちゃったな。

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