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▼2009年05月21日

歴史とはなにか/岡田英弘

 この本で知ったこと。「民族」という言葉は日本独自のものであり、外国語で「民族」を表す言葉はないということ。つまり、日本以外の歴史の現場や、その他色々な場所で使われる「民族主義」や、「○○民族の歴史」などと言う言葉は、そこに「民族」という日本独自の分類法を含んだ言い方であることを考えた方がいいのかも。

 今の(特に私たち日本人では)人達にとって、歴史とは知識であったり、教養であったりする訳だが、世界の二カ所…司馬遷の史記と、ヘロドトスとのヒストリア…は、武器として書かれたもの、という事らしい。確かに昔の歴史は、その君主や国家が、如何に正当なものとして存在するかが書かれているものがほとんどだし、今の歴史だってそういう意味ではその通りかもしれない。

 あと、国家は一定の方向に進化している訳ではない、また「中世」という言葉の曖昧さについての指摘は、普段私が思っていることにとても近く、なんだか読んでいて嬉しかった。この著者の他の書籍も読んでみるかな。

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コメント

中世も近世も、はたまた地質的年代の命名も、後世のことを考えてつけられていない感じがすることがあります。
それが日本語学会固有のことなのか、それともグローバルに学者さん世界はどこでもそうなのかは未確認なのですが、
「それじゃ 100 年後の研究者が名づけるのに困んないのかな…」
新世代ってつけちゃったら、その次どーすんだよって。

は!まさか後世の学者さんを困らせるのが目的なのかの、このネーミング。
だったら、ありかも!

100万年後。
「どーして 100 万年まえが新世代で、今が栗色世代なんだ。なんか 100 万年前の方があたらしそうじゃないか! 100 万年前の学者は何を考えてたんだ。紛らわしいっ」

本書では、欧米の唯物史観とダーウィンの進化論の影響…みたいなことが書いてありますね。
社会は、原始段階から、古代、中世、近代に向け、一定のベクトルで進化し続けている…みたいな感じで。

現在主流になっている「国民国家」は、当時のナポレオンが戦時体制に発明したシステムで、
その戦時体制を維持し続けているから、国家間の「戦争」はなくならない…なんて、
ホントかな?と思いますが、確かに一部頷ける点ではあります。

わかんないですが、きっと未来の歴史学者が、
今の私たちの時代を考えた時、
きっと、あまりよくない時代に分類されてしまいそうな(笑)。

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