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▼2009年05月22日

自動車無くてもいいヤ

 もう、この不況下で広告出稿してくれる自動車メーカー様の機嫌を損ねないよう、無茶苦茶ないい訳に終始しているのが哀れでならない。「責任やリスクが生じても、モノを所有することにこだわるか?」って、どういう設問よ。しかも結果については全年齢でこだわらないが半数以下なんだから、車を買わない理由付けにはちょっと弱い。

 若年層「自動車無くてもいいヤ」その理由は「責任やリスクは極力避けたい」!?」:ライブドアニュース

 勿論、自動車メーカーはわかってるだろうね。若者が車を買わない理由は「金がない」から。
 それと、なんだかんだで世間はモラルが浸透してきてるんだと思うよ。高価なハイパワー車やスポーツカー買って峠をブイブイ…なんて事やらかす人も少なくなったんでしょ。実際地方では軽自動車が売れているし、正直軽自動車さえあれば普段の用途には何ら問題がないし、逆に都心では車買うっていっても、維持費がバカにならないし、オマケになんだあの税金…って程、国にバカスカ金取られるし。
 この現状では、ちょっと利口になった今の若者が、どうしても必要に迫られている状況以外で車なんて手を出す訳がない。毎年国に払う自動車税があれば、毎年iPod買い換えられるし、2年毎の車検費用があれば、PCを2年ごとに最新型にだって出来るし…そう考えると、今の日本で車を買って維持するのって、国へのボランティアみたいなものだ。

 車を売りたければ話は簡単で、低価格車を作り、国は自動車関連にかかる税金を廃止、もしくは大幅に削減、ついでに車検制度は廃止する必要はないと思うけど、そのたびにかかる税金だって、せいぜい十分の一以下の5,000円程度にすべきだろう。
 つか、毎年普通車で自動車税4万円払って、更に2年ごとに8万円近い税金取られて…国って一体何にそんな金つぎ込んでるんだろう。
 とにかく、そういった本質的な部分を改善しない限り、若者が60回ローン組んで500万円の車を買うなんて時代はもう来ない。というか、改善したってそんなバカなマネする若者はそうそう現れないと思うよ。

 今になって思うと、かつては就職したての若者に、平然と500万円の借金をさせていた、自動車ディーラーの社会的責任はどうなのよ?なんて気もするね。

 とにかく、もっと金をよこして、もっと単価を下げて、もっと維持費を少なくしない限り、若者に限らず車を買わない層はどんどん増えるだろう。
 GMとクライスラーは、今の時代にそぐわない大型車ばかりを作って会社が傾いたが、そう遠くない時代に、自動車自体が時代にそぐわなくなる時代がきっとやってくる。

 とりあえず短・中期的には、ハイブリッドや電気自動車の時代がやってくるかもしれないけど、その先の、個人が個人の移動機械を所有しない(使えないとは違う)時代が必ずやってくる。その時今の自動車メーカーはどうするのか。アメリカは自動車メーカーなくなっても、PC産業があるけど、日本は自動車メーカーの代わりになる、国際的基幹産業があるのか?そろそろ考えた方がいいかもね。

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