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▼2012年05月02日

銀の匙 Silver Spoon/荒川 弘

E5019674.JPG ネットでも評判いいし、本屋さんでもやたら推しPOPが目に付くので買ってしまいました…というか、ホントは三巻の初回限定版に付属してたスプーン目当て(笑)。開封したら、ずっしりと重くメッキも分厚くて、産地はなんと国産、新潟県は燕三条製でした。で、三巻買ったら一巻も買わねばと思い、まとめて大人買い〜。

 で、サックリ読んでみましたが、まぁ…面白かったかな。正直、事前に期待していた程でもないけど、なかなか良いマンガなんじゃないでしょうか。

 最近はナウなヤング向けマンガや小説で、色々とネタ切れのせいなのか、このような「仕事の現場」ネタ的なストーリーが増えてきているのはよいことだと思います。このマンガも、舞台は農業高校で学生だけど、学習内容がそのまま農業や畜産の仕事と直結しているのでね。

 ちなみに、自分の親は北海道の農家出身なので、中途半端に現場を知っているせいか、色々と共感できたり反発したりするエピソードがあって、それはそれで楽しめました。
 例えばTwitterでも書いたけど、北海道の米がおいしくなったのは最近の話で、それまでは炊きたてだろうが精米したてだろうが、埼玉県標準米に著しく劣っていたなぁ。今でも道内全ての田んぼで収穫されたお米が等しく美味しいわけではないのではないかなぁ…なんで、取れたての食材全てがおいしいわけじゃないッスよ…とか、逆にトウモロコシはもうガチで、採れたての焼きトウモロコシの旨さは本州では絶対に味わえないのではないか?など。
 あと、日高地方で採れた昆布を現地から送ってもらうと、関東で一袋2,000円とかで売られてる高級昆布買うのがアホらしくなります。鮭とラーメンもね(笑)
 ただ、ラム肉だけはいつまで経っても慣れません。今でもおいしいとは思えないかな。

 畜産の方については、良くも悪くもああいう書き方はちょっと鼻につきます。私も全ての事例を知っている訳ではありませんが、食肉に対してみんながあそこまで割りきったりドライだったり、そんな事はなくて、食材を殺す、ということに慣れはするけど、考えてることはこっちの人間とあまり変わらないという印象。
 現に友達で実家が養鶏場だった女の子は、大人になってからも、もう絶対に鶏肉とか口にしたくない!鳥絞めてるの見るのが怖い…とかいってたしね。別に畜産業だからって、人として特別な能力を持ってる訳じゃなくて、都会のサラリーマンと一緒ですよ。

「君らが子供の頃から親がちゃんとしたもの食べさせてくれてたんだべ。」

 子供の頃からちゃんとしたモノ食べてない私としては、このセリフも少し気になったのでした。ちゃんとしていない食べものが何かという事には触れられていませんでしたが、その辺で売ってるインスタント食品だって、開発者側からすれば極めて真面目に作ってる商品な訳でね。全てが野生で採れたて地産地消が正しい訳じゃないのではないかと、ちょっと反発してしまった次第。

 という訳で、大人になった今でも、インスタントラーメンとか、味の素とか大好きなんですが、なにか?(笑)

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