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▼2013年09月05日

京都三日目、奈良地方は快晴

 京都の三日目は奈良地方へ。

 天気予報では相変わらず関西の空模様は湿り気味ですが、雨雲レーダーと気象写真、ここ数日間の天気をを私なりに分析したところ、奈良地方は晴れそうだと…。ちなみに予報では午前午後で降水確率50/70%だったんですけどね。
 今回の旅行では、奈良平野南部の古墳地帯を回りたい!って動機もあったので丁度いいです。

 つことで、烏丸を朝六時頃に出発。京都駅までBromptonで走ってから、近鉄電車で輪行して田原本駅まで。駅前でブロンプトンを展開して、ポータルあったのでちょっとだけingressやって、鉄道の東側に出ます。

 その辺りの街並みが、古くからの奈良地方!って感じでいきなり大興奮。ハァハァいいながら、田原本の市街地を徘徊。素晴らしいデスこの街並み。スタイルは京都地方とはまた微妙に違うんですよね。それに、京都ほど開発されていないせいか、街中を車が走ることがさっぱり考えられていないのがいいです。いや…大部分は辛うじてクルマは走れるようにはなっているんですが「この先道狭く自動車進入禁止」などといった標識が沢山あります。また、袋小路が多いのも特徴ですね。ホント、素晴らしすぎです。

 で、田原本であまりハァハァしていても先が進まないので、後ろ髪引かれながらも市街地を後にします。当日のなら平野は快晴。所々積乱雲などが発生していますが、平野部については日差しが降り注いでいます。

 古墳を見よう!とのことで、向かったのはJR三輪駅方面。この辺り、古墳だらけではあるのですが、三輪駅近くには、今古墳界では話題沸騰!卑弥呼様の陵墓があるのです。

 卑弥呼様の墓…と呼ばれているのは、箸墓古墳と言います。3世紀中頃にできたらしく、色々あって「卑弥呼の墓ではないか?」と呼ばれている古墳です。

 歴史的な評価はさておき、私としてはこの古墳が普通に人が暮らしている里にある、というのがすごいなーと思います。そして、古墳の脇には幼稚園があったり民家があったり、和菓子屋さん(観光客向けではない)があったりすると、なんだか素晴らしいと感じるのです。

 だってさー、何も事情を知らない外人がこれらの家に交換留学生とかで来たとするじゃないですか。すると「ユーのハウスのバックにあるキュートマウンテンはファッ?」とか聞く訳ですよ。そこで「これは日本史伝説の女王卑弥呼の墓だよ、3世紀初頭に出来たらしいから約1,800年前の古墳になるね」とか教えたら、みんなめんたまひんむきながら「ファッキングレート(クソ偉大)」とか言うに決まっています。

 大体、卑弥呼ですよヒミコさま!日本史上最大最強最謎の女王で、星野之宣風にはふぃみかデスよ。近年でも婦人靴のブランド名になったり、エロゲの主人公になったり、21世紀を迎えて尚絶賛大活躍中の、日本史上最強のヒロインの墓(だといわれている)なんです。
 それが、こんな何もない…と言ったら失礼ですが、本当に普通の郊外の集落のど真ん中にあるんです。別に周辺ではおみやげやさんが出てて、卑弥呼まんじゅう!とか邪馬台焼き(念のため言うけど「たい焼き」のシャレね)!とか売ってる訳じゃないんです。この日常過ぎる非日常さ、おかしいっしょ!

 なんせ1,800年前からここにあるんです。そして、奈良平野が前人未踏に近い忘れ去られた地であるならともかく、みんな周辺で田んぼ作ったり畑作ったり、更に古墳の北西側は古墳を避けるようにため池にしたりしちゃってるんです。そして、回りに住んでいる人達は、古墳を削って田んぼにしたり、掘り起こしてため池にしたりしなかったのです(もちろんそうなってしまった古墳は沢山あるのでしょうが)
 今でこそ、私達は学校で歴史を学び、古代国家や古墳についての知識を持ち、それらの本や映像作品など多数触れることが出来ます。しかし、かつての人達は、この丘を「昔のエライ人の墓」程度としか認識していなかったと思うのです。でもこうしてちゃんと現代まで遺跡が残っている。日本人って本当にすごいなーと改めて思いました。

 と、箸墓古墳で古代の歴史のロマンに鼻血出しそうな程興奮しながら(ちなみに管轄は宮内庁で、ちゃんと進入禁止の柵が立ってますけど、近所のクソガキとかはこの山の中とか平然と入ってるんだろうなぁ)、付近の古墳密集地帯を適宜徘徊。奈良平野の南部は素晴らしすぎますね。また行ってみたい。

 そしてしばらく南に向けて走っていると、JRと近鉄の乗換ターミナルになっている桜井駅へ到着。ここの駅前商店街は独特で、かつては栄えていたんだろうなぁ…という面影が色濃く残っています。仕方ないですよね、こういう商店街でお買い物をしていた人達は、人口が減ったというのも多少あるでしょうけど、みんな郊外のイオンに行ってしまいました。
 個人的な話ですけど、私は10代後半の頃から「駅前商店街や繁華街の映画館など駐車場がない、もしくは有料化している場所は数年で廃れる」と言い続けてきました。実際その通りになりましたね…というか、そんな事はどうでもいっか。

 桜井駅付近を適宜徘徊した後は、また北上して広い残した古墳巡りをして行こうか…と思ったのですが、そんなときに見つけてしまったのです「山の辺」と呼ばれる「日本最古の道」なるコース案内を。これは行くしかないっしょ。

 山の辺…という位ですから、当然山道となります。もちろん、集落の中を通る部分も多いので、登山道風になっている場所はそんなに多い訳でもないのですが、残念ながら私のブロンプトンは山道(ガチ登山道含む)走ってしまいます。ウチのブロンプトン擬人化したら、ご主人様にいつも乱暴にされる健気な女の子風キャラになるでしょうか。でも愛してるyo。

 山の辺を走っている途中、大阪市降雨情報をチェックしながら走っていたのですが、一度だけ通り雨に遭いました。もっともレーダーを見て何分後に雨が来る…ってわかっていたので、登山道途中にあったトイレで一休み。10分位で雨は抜け、その後の奈良平野は超快晴です。シングルトラックの登山道や、山の中腹にある街中を抜けながら、とても楽しいサイクリングが出来ました。つか、山の上り下りばかりで、雨には降られなくても全身汗だくになりましたけどね。

 その後は天理市内の方に下り、市内のスゲー天理教施設達をふむふむと眺めて走っていたのですが、ココでパンク発生。天理教教会本部の正面でまさかブロンプトンの後輪を外してパンク修理する羽目になるとは!

 パンク修理でちょっと疲れが出たので、取りあえず奈良市内まで走って終わりにするか…と思って、天理市から奈良市まで奈良平野を北上。しかし、時折聞こえてくる大阪や京都市内の天候の不安定さが嘘のように奈良平野は晴れ渡っています。ちょっと暑すぎですね、これ。

 ふと、京都方面を見ると、何やらスゴイ雲が見えます。降雨情報を確認すると、京都市内は猛烈な雨らしく、iPhoneの緊急災害情報にもいくつかアラートが飛んできています。
 今日も京都で…じゃなくてよかった(笑)。あんな雲の下じゃ、当然ブロンプトン所じゃなかったでしょうから。

 そんなこんなで奈良平野に到着。一応奈良の鹿を見て帰ろうと思って、奈良公園内をフラフラします。鹿は沢山いましたね。笑っちゃうくらい。

 また、お馴染み中学生らしき修学旅行生達が、鹿に餌をあげている光景も目撃しました。そんななか、1人だけ動物が苦手だったりする女子がいたりして、普段はメガネかけておとなしそうなのに、鹿が近づいてくると「いやー、○○君たすけてたすけて〜」といいながら、必死で男の子の裾を掴んで後ろに隠れちゃったりと、まるでテンプレ通りのクソリア充共が沢山おりました。心の中で「爆発しろ!」と唱えながら通り過ぎます。

 奈良公園を一回りしてきて、帰りは近鉄特急で京都まで。しかし…近鉄の特急ってどうしてこんな警告色してるんでしょうね〜。コレじゃどう見てもスズメバチっすよ。特急料金は追加で500円。全席指定ですが、車内でも購入できます。つか、私は車内で購入しました。

 特急電車で京都までは3〜40分だったかな。京都からブロンプトンで烏丸まで帰ろうかと思ったのですが、路面が微妙に濡れていてまた雨が降りそうだったので、地下鉄で烏丸に戻りました。ホテルは地上に出てすぐなので、そのままホテルへご帰還。
 軽くシャワーを浴びてから着替えて、夕立の中近所のスタバへドヤリングに出かけ、その後お酒と夕食を買って部屋に戻ります。

 今日は沢山走った。そして登ったり降りたりで体力使った、そして日焼けした…と、充実した1日だったのでした。

RICOH GR


コメント

隅田川遊覧船のヒミコを横から見たときのシルエットがお墓と似てるんだけど、そういう狙いだったのかな?

言われてみりゃ確かにそうですね。似てる!

松本御大がそこまで考えてたとも思えませんけど、基本的なシルエットを考えた造船所の人達は、ここからモチーフ得てるのかも知れません。

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