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▼2015年10月18日

Bromptonで行く国道308号線・暗峠【関西旅行編:7】

R0325813.JPG 前日は京都市内のホテルに泊まり、関西3日目はカラッとした晴れ。さて、今日は酷道と名高い奈良から大阪に至る国道308号線を通り、途中の暗峠を制覇する予定です。

 ホテルを7時前に出て、まずは京都駅までブロンプトンで走り、そこから近鉄列車に乗って大和西大寺駅まで輪行します。
 朝の近鉄列車は通学の中学生達で溢れており、隣に座った男子中学生が立ってる友達のタマタマに手をやったりして、更に隣に座ってる女子から「なにしてんのよ〜」とか呆れているという微笑ましい光景でしたw

 大体30〜40分ほど乗った後、大和西大寺西口でBromptonを展開。ここからいよいよ日本最難関の国道による峠越えが始まります。
 とりあえず、近鉄の線路沿いに尼ヶ辻駅まで南下。上の写真にある宝来山古墳前からスタート!EXIFデータ見ると朝8:20分ですね。

IMG_6538.JPG まずは、狭い国道の割にはクルマ通りが多い五条畑の市街地を抜けてゆきます。

 この辺も登り坂があったりするのですが、とりあえずはブロンプトンで乗って登ることができます。まだまだ序の口の感じ。ただ、国道の割には道路は狭いですね、さらに朝の通勤時間帯なのでクルマも結構多いです。更にその脇を地元の学生達が歩いたり自転車乗ったりしてます。毎日これだと大変だろうな…。

 しばらく坂を登った後に峠を下ると、砂茶屋という交差点にさしかかります。この交差点を渡った先の標識が少し紛らわしくて、ちょっと迷ったりしたのですが、ここを超えた辺りから、国道308号線はより生活道路っぽくなります。

R0325824.JPG つことで、富雄川を越えて矢田丘陵にさしかかるといきなりコレですよw。この勾配、私のブロンプトンM3Lではローギアにしても限界に近い。しかし何とかここは制覇。まだ暗峠にも入っていない前哨戦なのに気持ちが重くなります(笑)

 その後少し下って高速道路をパスして、また檄坂…とはいっても、ロードやMTBなら頑張って登れるかな?ただ荷物を積んだブロンプトンでは物理的に無理なポイントがいくつかあります。ローギアにして思いっきりペダル踏みつけても踏み切れない…或いは後輪がズルッと、みたいな感じ。ただ、伝説ではブロンプトンで大阪側から暗峠を脚つかずに登り切った人もいるらしいので、この辺はテクなんですかね。

 今回のルートではないですが、この矢田丘陵付近では、MTBと山道の共生を目指したトレイルルートもあるらしく、いつかはMTBで走ってみたいモノだと思いました。

 さて、ひぃひぃ言いながら矢田丘陵を越えた後にもう一つ小さな丘陵を越えると、近鉄の南生駒駅に到着します。ここで竜田川を越えると、いよいよ今日の本番、暗峠です。

R0325833.JPG もうね…いきなりこんな坂で心くじけそうになります。実はこの写真を撮る直前、ランクルがローギアで「ぶぉわぁぁぁぁ」と音立てて登っていったところ。
 頑張ってブロンプトンのペダルをフラフラ踏みつけていたのですが、この狭さとこの勾配で車が通ったら脇に待避しないとね。で、降りるともう踏めなくなるという…。
 この暗峠は、最悪全てを歩いても2〜3時間で上まで到着できるらしいので、もうそれでもいっかなって(笑)

 ただ、奈良県側からのルートは、大阪側に比べるとかなりヌルいらしいです。たしかに、途中でとんでもない坂があったりしますけど、中間部は割と道路が整備されていて広く緩やかな道幅になっていたりするところも多いです。私も、距離としては乗車率9割程度はキープしてるんじゃないかな。基本的に路面に滑り止めがない場所は全て乗車で登っています。
 ただ、残り1割の檄坂区間がこの峠のメインイベントな気もしますので、心境的には半分以上歩いて登った風な敗北感w。最後の坂もトンネルを越えるまではきちんとブロンプトン漕いできたし。

R0325841.JPG ということで、生駒スカイラインのトンネルを越えた先が暗峠頂上です。

 ここまで走ってくるとちょっと短かった気もするから不思議。麓の交差点で撮影した写真のEXIFを見ると、スタートが9:30で、途中歩いてるし結構一休みもしたけど、この写真が10:33分なので1時間位で登り切った計算になります。歩きだと確かに2〜3時間かもね。

 なんだか達成感があるようなないようなそんな感じの峠でした。もっとも、大阪側から登ってくるとまた印象違うんでしょうけど。

IMG_6544_1.JPG 峠にはお茶屋さんがあり、店の正面にある暗峠の標識前でハァハァ言っていたら、なかから「休んでいきなさいよ〜」との声が。
 その声にフラフラと導かれるように「峠の茶屋すえひろ」の敷地内へ入ります。庭にある席に案内されてかき氷を注文。当日は気温も高かったし、コレはおいしかったなぁ…。

 店員さんも自転車で来る人慣れしているらしく、「サイクリングノートと、この峠の記事が書いてある雑誌あるよ」と言いながら、ドサッとノートとバイシクルクラブのバックナンバーを置いていきました。
 で、暗峠の関連記事をパラパラとめくりながら、やはり暗峠大阪側はハンパないな…でもまぁ、2キロ程度の下りだし、15分もかからんか…みたいな事を考えていました。ま、これは甘ちゃんだったわけですが(笑)

 かき氷食べて比較的ノンビリと休憩を取り、11時過ぎに出発。峠付近でIngressを嗜みながら、峠を下り始めたのは11:40分前後。さーて一気に下るぜ!と思ったのも、初めの1分位。
 ちょっとね…この坂の下り具合は異常すぎます。

 ブロンプトンって、平坦路では後輪に多くの重心がかかるのですが、下りになると車体前にキャリアも付いているし、全体の重心が一気に前輪へ移動するんですよね。以前裏軟体林道をブロンプトンで下った時は、下り急坂で後輪が浮いてしまい、そのまま後輪が車体前に折りたたまれてしまうなんて事が数回ありました。
 その失敗もあるので、MTBで山を下るときのように慎重にお尻を後方へ投げ出しながら前後輪のブレーキを握りっぱなしで下ります。つかね…ブレーキ握りすぎで手が痛いです、もう両手は全力でブレーキ握りしめてます。まさか下りでもこんなに辛くて大汗かきながら下ることになるとは思わなかった。

R0325860.JPG 更に大阪側の暗峠には、排水用にこのようなミゾが100〜200m間隔くらいであったりします。これね、直角に抜けないと絶対すっ転びますん。
 特にブロンプトンは小径なので更にヤバイです。ミゾに侵入する直前で停車する寸前くらいにスピードを落としてから、前輪ブレーキをリリース気味にして前輪から重心を抜くようにして越えます。で、前輪ブレーキをリリース気味(あくまでも「気味」です)にするとすぐに加速してしまうので、あわてて全力でブレーキ握り治すと…この繰り返しですん(笑)

 これだけの負荷がかかると、途中でブレーキワイヤー切れるかアームが折れるか…そんな危機感すら出てきますね。
 一応下りはすれ違いなどで待避する以外は全乗車で下ったのですが、速度はもう徒歩並みのトロイスピード。しかしそれ以上加速してしまうと、私のブロンプトンのブレーキでは止めることができません。そんな恐怖でした。

 で、一応ここも国道なので、それなりにクルマやバイクの通行はあるんですよね。軽トラでいかにも地元民みたいな人から、ホンダのCR-Zに乗った如何にも国道系みたいな人まで、平日なのに結構すれ違いは多いです。
 そしてバイクも何台かすれ違ったのですが、途中750サイズのバイクとすれ違ってしばらくしたら、上の方から「ガチャン」という音が…、ふり返ると転倒してました。

 私も普通の坂なら助けに行きたいところですが、水平距離にして100m程度先とはいえ、申し訳ないですがこの檄坂を登って助けに行く気にはなれない。本人に怪我はないようだし、既に後続のスクータの人が助けに入ってましたので、それでいっかなと。ごめんなさいね。

 ちなみにバイクはタイヤを坂の上側にして倒れていたので、結構起こすのは大変だったと思います。このブログによると、かつては軽トラもすっ転んでいたそうなので(おそらくバイク転倒箇所と同じ辺り)、興味本位で出かけない方がいいかも。

R0325865.JPG その後も、ブロンプトンのブレーキワイヤ引きちぎる勢いでブレーキレバーを握りながら道を下ってきたのですが、写真撮る余裕はありませんでした(笑)

 暗峠終了付近は結構な住宅街の中で、ここに住んでる人達、毎日この狭い坂道を登り下りしてんのかな?なんて心配になったりしましたが、それを抜けると近鉄奈良線の高架にさしかかります。
 檄坂はこの写真手前でパッタリと終了。そのため、この高架がスタート地点とされることが多いようです。

 この高架写真の撮影時間は11:42分、下りスタートから時間にして30分でしょうか。登りは1時間かけた割に「意外と短かったな」という感想でしたが、下りは逆に「え?30分しか経ってないの」という、感覚が濃密で圧縮された時間となりました。心証的には1時間以上走ってた感じ。

 ここからはしばらく緩やかな坂を下って、大阪市街に入っていくこととなります。

IMG_6548_1.JPG
↑本当は「ブロンプトンで来た。」と書きたかったけど、
つい日和って丁寧な説明口調にw
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