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▼2018年08月28日

モノを捨てない

 よく「手に入れた本は捨てる(手放す)か、とっておくか」みたいな話がありますが、私は断然「とっておく」タイプです。

 本当に場所さえ許すなら、今まで手に入れた本は1冊たりとも手放したくないのですが、そういう訳にもいかないので、数年に1度程度の割合で本を処分しています。以前は本当に捨てるだけでしたが、ここ10年くらいはブックオフの買い取りサービスに頼んでいます。その方が金になる…というより楽なので。

 前回処分したときは、クロネコヤマトの段ボール、サイズは12くらいだと思うのですが、その箱でおよそ40箱程度。その数年前の処分では60箱程度出しています。もちろんそれだけの量を1回で引き取ってくれませんので、数回に分けて買い取りに出しました。そういう時は玄関のホールに人が通れないくらいに箱が積み上がるのですが、そんなとき玄関は広く作っておいて良かったなとしみじみ思います。

 ブックオフの買い取りサービスも、昔は「マンガはお金になるけど、活字本(という言い方が変なのは承知で)は全然お金にならない」なんて言われていましたが、お金はどうでもいいにせよ、数回売りに出してわかったことは、今だとむしろ非マンガ本の方が高く引き取ってくれる感じ。
 それとネットで本を売ると、査定後にそれぞれ1冊ごと、査定額のリストがマイページから参照できるようになりますので、素直に「こういうの高く売れるんだ…」なんて驚いたりします。
 中でもハンナ・アレントの「責任と判断」なんて、買値とそんなに変わらない…というか当時発売されていた文庫版より明らかに高い値段で引き取ってくれましたので、意外とみんな哲学好きなのかな?なんて驚いたものです。まぁ、昨今マンガにあまり値が付かなくなったってのも、古本屋さんを利用する年齢層が上へとシフトしているからなのかな?それとマンガはとにかく世に出た量が多すぎるよね。

 話がそれましたが、今では、本を買うときは基本的に電子書籍、もしくは図書館の利用に制限していますので、今後はまとまった量の本を売りに出すこともないのでは?なんて思いますが、単行本は買わなくても、古い雑誌など古本屋で見つけるとつい買ってしまうので、結構また本も増えてきました。でも、以前みたいに数年で床一杯にはならないようなので、一応本の入手制限と電子化へのシフトは有効働いているのかも。
 もっとも、単行本と違って雑誌は買うしかないのですが、古い雑誌は1度処分すると、再び手にする機会がほぼなくなるので、どうしようかなと思っています。

 本はともかくとして、オーディオ機器はあまり捨てたことがない…。今まで捨ててちょっと後悔(というほど後悔してませんが)している機器は、カセットデッキのTEACのV-970Xはもったいなかったかな?ただあの機種は定期的にドライブのゴムがスリップするので、2年おきくらいにメーカー修理に出すのを繰り返し、それを4〜5回やっていい加減諦めました。そもそもカセットテープを使う機会も減ったし。
 それと、今でも処分して割と後悔しているのは、ジャクリン・フロートのMODEL-1かなぁ。これはウレタンがボロボロになってしまい、張り替えるかと思って放置していたのですが、引っ越しの最中に邪魔だからといわれて処分してしまいました。もう世間で残っている現物なんてほぼないだろうなぁ。

 その他細かいもの、記憶に残らないような機器は適宜処分はしていますが、基本的には昔の機材も捨てずにとっておく方で、私が始めて購入したCDPであるSANSUIのCD α607iなどは、今でも壊れずに(というか簡単な修理をしつつ)使えています。メインの機材で壊れて使えなくなった大物といえば、LINNのAXISというアナログターンテーブルくらいかな?これはサービスの人から「もう少しで必ず壊れる」と予告されていたので(なので中古のAXISはかなりのリスクがあります、メーカーでも修理できませんし)壊れたときは割とショックでもなかった。それ以外は割と壊れずに今でも使えていますね。

 オーディオの話を続けると、そういえば今私がメインシステムにつないでいるアンプは、まだ10代の頃アルバイトして買ったAudiolabの8000Aで、これも自分のお金で初めて買ったまともなアンプ。1回左右バランスが変になって馴染みのショップに持ち込みましたが、持ち込むと何故か直ってしまったそうで(修理代金も払っていない)、その後はトラブルもなく、30年くらい?たった今でも良い音で私を楽しませてくれます。

 そういえば、最近の私は本も古本を漁ることが増えましたし、オーディオ機器も最近の機材にあまり興味がなくなり、ドフや中古ショップばかりを覗いている日々です。

 昔買った古い機材を引っ張り出してきて使ってみたり、奥の院(倉庫部屋)から古い本や、古いゲームを引っ張り出してきて読み返したりする。最近部屋でやってる事ってそんな事ばかりだなぁ。
 こういう最近の行動を改めて考えてみると「歳とったのかも?」と思ったりしますが、近頃はそれよりもむしろ、過去の自分に遊ばせてもらってるといった感じなのかも。モノ以外でも、昔関わった雑誌とかも調べ物するのに何度も読み返したりしているし、こっちは昔の仕事が今自分に役立っているということで、ある意味理想の仕事像?

 ということで、近頃は断捨離がブームみたいですけど、古いモノを捨てずにとっておく生活も悪くはないよというお話でした。

捨てる。 引き算する勇気/やました ひでこ

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