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▼2008年05月11日

国民健康保険

 ちなみに、私の住んでいる埼玉県八○市の国民健康保険税は、周辺自治体に比べブッちぎりで高額です。固定資産税も確か全国ベースでもTOP10位に高額な自治体じゃなかったかな。それに保険費用とその他水道代などのインフラ費用など、いわゆる「自治体ベース」で徴収される諸費用もブッちぎりで高額。全て合わせれば日本で有数な高額税金自治体なんじゃないかと思いますが、近頃は夕張市とかすごい自治体もあちこち増えているのでわかりませんけどね。

 まあ、そんな事はともかくとして、こういった「セーフティーネット」が、日本の将来なんて何も考える事ができない市町村の役人共に運用が任されているというのが、若い頃に仕事を辞めて高額な保険費用の請求が来てから初めて知りました。若い頃で収入なんてバイト代に毛の生えたような年収にもかかわらず、確か年間で30万くらいの保険料取られたはず。健康保険というのは、法律で遡って36ヶ月分しか徴収できないと聞いたので(今では違うかも)、保険なんて払わずに、その分治療費を貯めておいた方が遙かに有意義だったと思います。病気になりそうな年齢になったら、その貯めておいた金額で過去3年分払えば復活できる訳ですからね。ちなみに20代前半だと私の場合90万円払わなければいけなかった…というか、そんなに払っていたというのがびっくりだけどね。大体保険料払っていても治療費が7割引程度にしかならないのだから、きちんと計画を立ててお金を残せて健康な自営業の方は、保険料なんて初めから払わない方がいいと思います。

 仕事を辞めてから始めて保険の通知が来た時にびっくりしたのと同時に恐ろしくなった事は、この日本では、ある日会社が倒産して職を失った瞬間に、まともな医療を受ける事ができなくなるのだという事。恐ろしいな…と思いつつも、誰もこんな重大な欠陥に対して問題意識を持っていなかったというのもすごいなと思いました。

 で、今テレビで国民健康保険についてやっていますが、私からすると「みんな今更気づいたの?」なんて突っ込みを入れたくなるくらい問題認識のタイミングが遅い。私も含めてだけど、日本の法律というか様々な制度は、如何にデタラメなシステムで運用されているのか…笑っちゃいますね。

 ついでにいうと、住んでいる自治体によって国民健康保険料の負担金が違うというのも、壮大な国民の権利侵害だと思います。選挙の一票の格差…なんて下らない選挙対策を考える暇があるのなら、保険料が潤沢な自治体から余分に調整して、日本国民全てが等しい保険金負担にすべき事だと思うのですが、これは私みたいにこんなクソな地域に住んでいる人間が悪いという事なんですかね。

 とりあえずアドバイスしますけど、この街には引っ越してこない方がいいよ。土地代もマンション代も安い訳はきちんとあります。ちなみに税金が高額な自治体のルールである「ないに等しい行政サービス」というのもセットになってるよ。私もすぐにではないけど、長期的視野では引っ越しを考えています。少なくともこの自治体で老人になる訳にはいかない…という感じ。

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