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▼2008年06月13日

ウォーターエネルギーシステムについて

 「本当の技術革新は、徐々にではなく、世界を変える勢いでぶっ飛ばしてやってくる。

 「水で動く水素エンジン?それを実現するために大量の水を大量の電気使って電気分解するのか?

 昨日始めてこのニュースを見たときに思い出したのがこの言葉。思い出しながら書いているので正確な文章ではありませんが、上はベイシーの菅原正二、下はエンジン設計コンサルタンツの兼坂弘

 つことで、これが本当だとしたら、世界経済をぶっ飛ばすくらいの大発明だと思うのですが、その割にはあまり大騒ぎになっていない印象。ギガジンでも書かれていますが、今の時点では疑似科学の疑いが濃厚ですね。

 もっとも、初めに戻ると、本当の技術革新というのは、徐々に起こるのではなく、既存の価値観をぶっ飛ばすくらいの勢いでやってきます。そして、多くの人はその変化を理解できない…受け入れようとしません。
 そう考えると、今回の発明は…う~ん、エネルギー保存の法則とか…、まだよくわからないですね。

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コメント

水を水素と酸素に分解して使用という行程に変わりはないようですね。
http://www.genepax.co.jp/mechanism/system.html
(最初の「化学反応」の部分)

 触媒とやらがどんなもんなのかはどうも企業秘密らしいですが、これが安価で安定的に供給されるものならば画期的でしょう。
 つか、ここが秘密じゃ突っ込みようもないというか(笑)。

私は化学にあまり詳しくないのでよくわかりませんが、この図だと、まさに電解の原理を説明している図にしか見えないのですが(笑)。

この図の「化学反応」の部分で、電圧をかけるのがまさに電解だと思うのですが、これを電気以外というか、そのブラックボックス内にある物質でH2Oの分解を半永久的に起こせるのか。

http://www.nbskk.co.jp/engineering/solution/battery.html
ちなみにざっとググった水素電池の仕組み。この「電気」の部分が謎の触媒という認識でいいのかな?

にわかに信じがたい…つか、この部分を明らかにしなければ、原理の説明になっていないですよね(笑)。

光触媒による水分解というがあるようですよ。

http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2001/pr20011206_1/pr20011206_1.html

ちょっと方式は忘れたのですが、確か水を媒介して太陽光を当てて発電…ってのはあったと思います。それと同じ原理かな。
発電効率が今一歩ながら、あちこちに設置すれば発電所の補助に使えるかも…みたいな感じでした。

おそらく、これはその方式とも違うと思うんですよね。

以下のページにプレスリリース時の質疑応答が載ってました。

「それは水にアルミ粉末を主体としたティーバッグのようなものを入れて水素を取り出すわけですね。」


http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080612_wes_q_and_a/


・・・・その発想は無かったわ。

会員制なのでアレですが、続報。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080613/153278/

触媒というより、普通に化学反応ですね。
gigazineの下の方にある水電池と、仕組みは一緒なんじゃないでしょうか。
言ってるとおりの性能だとすると確かに画期的ですが……。

アルミの酸化熱を取り出す方式です。
水素元としては扱い易いのでしょうが
問題は・・・・・・
”発熱元のアルミ紛をつくるのにも電力を使う”っってことですね。

その電力は既存の発電方法に頼るとしたら、はたして普通のガソリンエンジンとエネルギー収支はどう違うのか・・・。

まあ、エントロピーの壁は厚いと。
おあとがよろしいようで・・・。

水との化学反応なら納得できますが、水ともう一つの媒体はどうすんのかと(笑)。ますます謎が深まるというか、正体が明らかになるというか…。

いずれにせよ、どこかの研究機関で公的な証明が得られない限りは、何とも信用できませんね。
あるいは、証明が無くても来年くらいに爆発的にこの方式が普及していたら、信じられますけど(笑)。

もっとも、そのもう一つの反応媒介物質の製造にある程度エネルギーを費やす必要があったとしても、デモ通りの性能が得られるなら、全体としてはエコにつながるかも知れません。

ちなみに、中規模の雑居ビルで使うエネルギーは、軽自動車のエンジン程の出力でまかなえるそうです。
言い換えれば、一畳にも満たない空間を移動させるためだけに、私たちはビルひとつ分の発動機を持ち歩いて移動しているという事になりますからね。たとえ媒介物質製造エネルギーがある程度かかったとしても、クルマから発動機の機能を大幅に減らす事が出来れば、それは結構なエコかも知れません。

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