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▼2008年11月01日

航空幕僚長更迭!

 この国は、いまだに言葉狩りの伝統が息づいているなとしみじみ思うね。別に業務上の発言ではなく、単なる私文だろうに。

 田母神空幕長を更迭=論文で「侵略国家はぬれぎぬ」-政府見解に異論」:時事ドットコム

 単なる更迭では済まない!と大騒ぎしている人達の顔と所属団体は、皆さんよく覚えておいた方がいいよ。次に国家の非常時があった場合、どういう連中が国民に向けての言論弾圧を行うかをね。

 しかし、業務上、外交上の発言ならいざ知らず、単なる私文の意見でこんな話になるとは、本当にこの国には発言の自由がないなと思う。一部の人達にとって許せない発言ってのは判るけど、公の場でこんな事を言った訳ではないだろう。私も正直、更迭くらいまでは仕方ないかなとは思うけど、それ以上の罪を問おうとしている連中は、もはや基本的人権蹂躙しまくりだな。

 そういう意味では、「更迭では済まない」と言っている人達の方が、公の場でとんでもない発言ばかり繰り返しているみたいだけど、かつての特高に自己反省が全くなかったのと同様、弾圧する側の人間にはそういった反省なんてできる訳ないね。だからこそ、私たち国民がこういう問題にもっと発言しなければならないと思うんだけどね。

 ちなみに、某国が日本の占領下のおかげで国家の基本的インフラを整えた…ってのは紛れもない事実だよな。だからといって一部の人達みたいに「日本軍の占領は悪くない」などとは申しませんけど。

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コメント

まったく、同感です。

 先入観になく近現代史を丁寧に見ていくと、支那大陸を植民地化した事実はありません。

 上海事変は租借地での紛争ですし、外満州も国際法の下で領有していました。

 こうした日本の領土と権益に対する非合法な侵害・侵略を行っていたのが、蒋政権国民党です。

 日独間の同盟も、その当時国民党へ軍事支援を行っていた独との関係を確立し、独の仲介による国民党との関係打開を期待した点もあると思います。

 しかし、日本の南方信託統治領以外のマレーシアやハワイ、フィリピンなどは、英米蘭の植民地ですから、ここへの先制攻撃は、さまざまな理由があるにせよ国際法的には侵略となるでしょう。

 ただ、開戦は国家の主権ですから、善悪の問題ではありません。

 したがって、日中戦争は蒋介石国民党による日本への侵略、太平洋戦争は日本による英米蘭への侵略、と見るのが正確な理解だと思います。

 また、日本は英米蘭露支に対して、戦時国際法に従い、軍隊による正規戦を主とした戦争をしています。

apaのサイトにあるPDFを読んでみました。文体が堅柔入れ替わりに出てくるような気がします。後輩に書かせた章をを寄せ集めた某先輩の卒論を思い出しました。

この件で私が思うのは
「自分の職務上ちょっと問題のある発言をした(また公務員的に論文投稿は服務規程違反?)→更迭」
位までは理解できますけど、
なんでこんな件で「政権交代」なのか「証人喚問」なのかが判りません。

戦争責任とか過去の反省とか香ばしいネタに埋もれがちですが、個人の思想の自由に対する侵害で、極めて重要な問題だと思います。

ちなみに「日本人が○○で悪いことをした」という方向での捏造発言は、何も罪に問われない訳ね。
こういう風潮を含めた上で、国民の思想があらぬ方向にねじ曲げられつつあるなと思います。

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