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▼2009年10月09日

日本が土建屋共を優遇して、如何に社会保障をないがしろにしてきたか

 このグラフを見ると、土建屋共は全員飢えて死ねよと思ってしまうが…。

 突出した日本の公共事業への支出

 もっとも、親がまさに土建屋だった私から言わせると、私の親が勤めていた、それなりに大手建設会社は、公共事業を「儲からないから」という理由で、請け負っていなかったそうだ。
 つまり、公共事業とは、その地方に巣食う権力者や政治家?みたいな人間に金が落ちるだけで、末端の土建労働者達には、あまり金は落ちていなかったのかもしれない。

 私たちが「公共事業で税金に食わせてもらってる土建屋氏ね」と言っているのは、本当は間違いで、公共事業で利権を握っている地方のクソ権力者共が、この日本をダメにしてきた現況なのかもね。

 ま、どっちでもいいけど、世界と比較して、この意味のない公共事業費の多さと、それに比較した社会保障費の少なさは、本当にどうにかしていると思う。

 当初は民主党政権に否定的な私だったが、片っ端から地方の公共事業を凍結している今の姿は、ちょっと頼もしく見える。
 口は悪いけど、公共事業でしか生きていけない地方の村は、そろそろその村の存在意義を問うべき段階に来ているのでは?

 申し訳ないが、僻地の村民数百人の生活を保障するために、数万人の社会保障費が削られるなんてアホな政策が、何の疑問も持たれずに行われてきたのが、今までの日本なんだろう。自立できない地方のために、他の地域に暮らしている人間の社会保障費が削られるというのは、まっぴらゴメンだ。自立できない村民は、おとなしく都会に移住させろと思うけど、こういう事を言うと、土着信仰が強烈な日本では、総スカンに会うんだよな。

 僻地の住民を都会に移住させるなんて政策は、日本以外では結構当たり前の政策なんだけどね。

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コメント

少数意見にとことん優しいのは、日本の良いところでもあり。悪いところでもありますよね。
「民主主義の本質」を「真の理想主義」と誤解して理解したのは日本の戦後の幸せだったのか、不幸だったのか・・・まだ、私にも分かりません。

>少数意見にとことん優しい

 確かにそうですね。今風に言うと「アジア風の友愛」なのかな。

 しかし、これだけの公共事業費をきちんと社会保障費に回していれば、地方の過疎化なんて問題だって、なんとかなったのかも…(笑)。

 ただ、都心でももはや経済情勢とは関係ない形で、不動産の空き家が目立っています。
 地方と都市…というか、日本人の土地感は、今後数十年で意識の刷新が必要になる気がします。

この国では末端の土建業者まで、いまだに談合まみれですよ
小規模の談合は公取にも無視されてるし、やりたい放題ですわ
私も関係者ですが、まっとうな仕事をやってるっていう感覚はないですね。

談合のシステムは、以前ならそれなりに意義が合ったシステムなのかもしれません。
でも、現在の日本では既に役割を終えた古い習慣…という意識がないんでしょうね。

逆に、今素晴らしいと思われているシステムが、
あと数十年後には、現在の談合システムと同じような「悪」になっているかもしれません。

談合問題は当然ながら、過去のしがらみから脱却できない考え方そのものに問題があるのかも。

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