まっかちん.Web / アラビヤン焼きそばファン倶楽部 / ESSAY / LINK / フラットな地球 / Photography. Blog*/ 記事INDEX

« 栗城史多さんの死 | メイン | 人類はポイントに支配されました »

▼2018年05月23日

武蔵小杉の思い出

 恥ずかしながら武蔵小杉…というか隣の新丸子でちょっとの間異性と暮らしていたことがあります。
 東横線に乗って新丸子駅に降りると、なんというかあまり冴えない感じの駅前で、駅のガード下にあるスーパーで食材買い、マンションにある狭いキッチンで、あまり手間もかからず美味しそうでもない料理を作って食べたりしていました。
 新丸子駅のガード下には小さな東急ストアがあったのですが、ちょっと歩けば武蔵小杉の駅があり、駅前にはイトーヨーカドーマルエツがあって、そっちの方が大きなスーパーだったので、初日以降の食料品はそちらまで買いに行きました。駅からの移動も、優等電車が止まる武蔵小杉駅まで歩いていました。

 当時の武蔵小杉駅は一応優等列車が止まる駅ではありましたが、新丸子同様イマイチ冴えない感じの駅で、例えていうなら東武伊勢崎線の草加駅みたいな雰囲気(つってもわからんかw)南部線との乗換駅ではありましたが、まぁ…用がない人は降りないだろうな。
 駅の西側にはスーパーマーケットや団地がありましたが、東側はNECだったかキヤノンだったかの工場があるだけで人は住んでいません。その工場の奥には武蔵野線が走っているのが見えて「東横線と武蔵野線って結構近いところを走っているんだな」なんて思ったものです。

 季節は冬で、滞在中大雪になった日があり、早朝になんとなくひとりでベッドを抜け出し、雪景色を見に多摩川沿いまで散歩に出かけたことがありました。雪が積もった新丸子の街を抜け、多摩川河川敷を散歩した後に丸子橋を渡ってみると、その先には高級住宅街が広がっており「そっか、ここは田園調布か」なんて気が付きました。そして田園調布入り口付近を適当に散歩して、新丸子のマンションに戻りました。
 その時は、なんだか川を挟んだだけなのに、わかりやすく言えばお金持ちの街と庶民の街できっかり別れているなぁ、なんて思いましたし、その割にはこの新丸子〜武蔵小杉の一帯って、電車で都心に出るのも楽そうだし、街中もあまり混雑していないし、実は暮らしやすいゾーンなのかも…などと考えたりしたものでした。

 タワマン住民が過酷な生活に悲鳴…「買わなきゃよかった」と後悔するワケ:日刊SPA

 タワマン買ってる人には全く同情しませんけど、最近よく見るムサコ(ムサコはニワカで昔からの住民は“コスギ”と呼ぶらしい)大混雑のニュースを目にする度に、あの一体ののんびりした雰囲気を思い出し、そしてあの辺りに昔から住んでいた人達にとっては、大規模な再開発もある意味災難であったのかもと思ったりもします。

 その後武蔵小杉駅と新丸子駅で降りたことはありませんが、今、武蔵小杉と新丸子付近に出かけても、あの何となく冴えないけど居心地が良さそうな雰囲気はもうないんだろうなぁ。

コメント

なんか、詩的なお話ですね!

実際は詩的な感じなど全くなかったですけどw

Amazon.co.jpでの関連商品

コメントを投稿

最近のコメント

アーカイブ