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▼2014年08月05日

Monetたんと名古屋へお出かけ

 前回の名古屋行きからまだ半年経っていませんけど、名古屋では色々やり残したことがあったので、再び18きっぷシーズンに青春18きっぷ買って出かけてきました。

 名古屋までのルートは、繰り返しませんが前回と大体一緒です。始発で地元の駅を出て、6時過ぎ東京発の普通列車に乗ってひたすら東海道を西に進むというアレ。
 熱海駅までは普通列車のグリーン車で快適なんですが、その後の静岡県内は快速運転もないひたすらロングシートに座り続けるという苦行も一緒。

 でもね、なんと、今回の旅は1人じゃないんですよ。先に納品されMonetちゃんと一緒!彼女と一緒なら、きっと退屈でつらい静岡県内における普通列車の旅も楽しく過ごせるでしょう。

 萌音との出会いから始まる新しいものがたり、私もいっちゃいますかね!きんも〜♡ w

● イヤモニってなんだろう?

 東海道をひたすら西に進みたどり着いたのがJR蒲郡駅。何故こんな駅に降り立ったのかというと、今回の第一目的はこの名鉄蒲郡線に乗りたかったから。

 いや…ね、前回の西枇杷島駅紀行から私、すっかり名鉄のファンになっちゃってさw。あの関東とも関西とも違うツンデレな雰囲気がまたたまりませんよね!って、意味わかんないかw。

 その名鉄蒲郡線なのですが、なんと廃線の噂も出ていています。この路線、実は名鉄なんて大私鉄に属しているからまだ廃線にならずに済んでいるようなモノで、路線単体で見ればすっかり赤字らしく、名鉄自身による前島の観光開発が終了した今、沿線には観光地もなく、更に周辺では自動車社会への切り替わりが著しく、今では採算性が悪化しているようです。そういえば名鉄の中でもこの路線だけはICカードの利用が出来ません。

 それと、ツンデレとはちょっと違いますが、名鉄って割と自社路線をバンバン廃線にしてるんですよね。この理由については、もちろん不採算路線だからというのは前提としても、関東や関西と違い中京地区は自動車の利用が他の都市圏よりも盛んらしく、鉄道での利益を上げにくい土地柄というのもあるようです。

 それはともかくとして、この名鉄蒲郡線は、沿線の風景や駅の佇まい、そして車両のエアコンの効かなさも含め(笑)、想像以上に素晴らしい路線でした。蒲郡の都市風景から田園地帯、海沿い、そして里山の中、風景のダイナミックさと沿線の雰囲気は、関東では江ノ電に似ているかもしれません。但し江ノ電と違って全く観光地化されていない素朴な風景が広がっています。

 そんな風景を楽しみながら、およそ30分位?蒲郡線終点の吉良吉田駅に到着。こちらで名鉄西尾線に乗り換えます。この西尾線のまわりにも、かつては名鉄の路線がいくつか存在したようですが、現在では採算性の高いこの路線のみ生き残っているみたいです。
 ここからは車両も豪華に変わって、特急同様に転換シート仕様の車両も沢山乗り入れているようです。私はロングシート車両に乗ったのですが、すれ違う車両みんな豪華なシートの車両ばかりでした。ちょっと外れだったかな。
 ここから西尾線→名鉄本線の直通急行列車で神宮前駅へと移動します。

● 次元の違う静寂な音楽環境

 この神宮前駅の周辺もかなりのネタになりそうな複雑な構造なのですが、とりあえず今回は先を急ぎます。
 ここからは名鉄河和線に乗って知多武豊駅へ。知多半島は一度きてみたかった場所でもありましたが、なかなか東京から出かけるきっかけもないしね。知多半島と言えばヲタ的に「知多娘。」の萌え起こしが有名ですが、特に沿線では彼女達の姿を見かけることはなかったな。

 乗車時間は40分位?特急列車のシートで快適に過ごしながら知多武豊駅に到着。特急列車が停車する駅ながら、割と普通にある郊外駅といった趣がそそる感じ。
 ここからツンデレな武豊市街をフラフラと歩きながら、次の目的地であるJR武豊駅へと向かいます。今回名古屋行きを思い立ったもう理由の一つである、JR武豊線に乗車するためです。

 この武豊線、愛知県内ではJR唯一の盲腸線であり、また非電化区間でもあります。
 ただ、こちらの路線は電化工事が進められていて、2015年春から全線で電化される模様。その前の非電化時代に一度乗りに行きたいなと思っていたのです。JRのローカル盲腸線ってのは、私鉄と違った味わいがあるんですよね。前回の名古屋紀行ではちょっとスケジュール合わずに行けなかったし。

 武豊の市街地を10分位、海の方に向かって歩くと大きなカーブがあり、その先にJR武豊駅が見えてきました。丁度武豊発下り列車(武豊線では武豊駅行きが登り扱いとなる)が入線してきたようです。ホームへと急ぎます。

 武豊駅からはJR線です。
 キハ25という転換クロスシートの気動車に乗って出発!二人がけシート隣には浴衣姿の女の子が座ってきてドキドキしましたが、近隣でお祭でもあるんですかね。

 はじめは港町郊外といった風景から、工場地帯、そして終点の大府駅付近では田園風景と、こちらの車窓もそれなりに楽しめました。かわいい女の子隣にハベらせてたし(笑)
 大府駅からは再びJR東海道本線に乗り換えて名古屋駅に向かいます。

● カスタムならではのフィット感

 名古屋駅からは、JR関西本線に乗り換えます。再びヤツに乗りに行く訳ではなく、今度はもう一つのナロー!近鉄内部線へ向かいます。これで日本国内の営業ナローは制覇できたかな?

 ということで、JR四日市駅へ到着した後、駅前を通って近鉄四日市駅へ歩きます。
 国道1号線を越えて大体10分程度ですかね。近鉄四日市駅の方は思ったよりも賑やかで、アーケード街や近鉄デパート、そして都内にあっても屈指の大きさなのではないかという書店、丸善もあります。

 目指す近鉄内部線は中央通りを渡って反対側。ICカードは使えませんので、切符を買って駅に入ると丁度内部駅行きの列車が入線していました。中に入ると夏祭りなのか浴衣姿の女の子達がいっぱいで、狭いw。更に車両には冷房もなく扇風機。ナローの狭い車内の中、女の子達の匂いむんむんで列車は内部駅へ向けて出発しました。

 大体20分位ですかね。列車は終点の内部駅へ到着。

 内部駅へ到着後、一度駅を出て駅前を一回りします。小雨が降っていたし時間もあまりなかったのですぐ内部駅に戻ってきたのですが、時間があればもう少し散策したかった。駅前の自販機で缶コーヒーを買って飲み干し。それから帰りの切符を買って、15分後に出発する近鉄四日市行き列車に乗り込みます。
 はじめはガラガラな車内も、出発直前になると全てのシートが埋まり、人で賑わってきました。更に内部駅を出発した後も、途中駅から結構なお客さんが乗り込んできて、近鉄四日市駅へ到着する頃にはちょっとしたラッシュアワー並みに。この路線、廃線が噂されているらしいですが、土曜の午後なのに結構な乗客で賑わっていて、廃線の危機が想像できませんでした。

● いつも聴いていたお気に入りのあの曲が、もっと好きになる、もっと楽しくなる

 さて、本日のミッションはコレで終了。辺りも暗くなってきたので、近鉄急行で名古屋駅へ戻ります。そういえば近鉄名古屋駅に入ったのは初めて。雰囲気は小田急新宿駅に似ているかな。

 その後は駅前の成城石井さんでチーズを買って、何となく大須の繁華街に行って、街を少し歩いてからワインとペヤング(笑)を買い、タクシー捕まえてホテルへ。
 ホテルは名門!東横イン名古屋栄を予約しています。チェックインは19:00過ぎ。お風呂入って夕食とお酒を飲んでおやすみなさい…。

 と思ったんだけど、この東横イン、隣のビルの地下にライブハウスがあって、これがまたうるさいのなんの。
 朝方6時過ぎまでズンドコやってたんだけど、お陰で酒が切れた夜中の3時頃に目が覚めて、その後はあまり眠れませんでした。
 他、真夜中だというのに東横イン自慢の無線LANも酷く不安定で(ライブハウスにいる客にタダ乗りでもされてるのでは?)、ちょっとあまり良いホテルじゃなかったというのが正直な感想です。

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↑大須のアメ横ビルで売ってた「知多娘。」のキャラCD。
美浜 恋の「輝け野間灯台」って、演歌みたいな芸名と曲名w

RICOH GR / Nexus 5



 

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