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▼2015年12月20日

奥多摩縦走に出かけてきました

R0327598.JPG 先週に引き続き、今週も週末は山の中です。

 今回は中央線ホリデー快速「おくたま」に乗り、終点の奥多摩駅から愛宕山鋸山大岳山鍋割山→奥の院→御嶽山日の出山→三宝山→日向和田駅の縦走コース。ガイドブックによるとコースタイムは合計9時間30分となります。

 先週同様、始発のTXに乗り、その後は秋葉原のコンビニで買い物をしてから朝食におにぎりを一つ食べて、新宿駅へと向かいます。
 ホリデー快速の出発時間にはまだ余裕があり、普通の列車に乗り継いでいけば、奥多摩駅までは10分位早く着けるのは分かっていたのですが、せっかくなので「おくたま」に乗っていくかなと。ま、ホリデー快速とはいえ車両は普通のE233系なんですけどね。

 さて、goroS-8にして2回目の登山、登山靴は前回よりも脚に馴染んでいてくれるでしょうか?


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 奥多摩駅到着は8:26分。そこから駅のトイレに行ったりして、約10分後の8:36にクライムオン!まずは奥多摩市街を抜けて愛宕山神社に向かいます。
 先週と違って今朝の気温は一段と低い。というかこれがこの時期標準の寒さなのかな?途中で渡った多摩川に架かる橋も凍結していました。


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 さて、初めの難関がこの階段!なんでも180段ほどあるらしく、更に登り初めはかろうじて階段だよな…という傾斜ですが、途中から更に傾斜が激しくなり、手すりにしがみつくようにしないと登り切れません。下りだとしたら…落ちるなコレ(笑)
 噂によるとこの階段を上りきる覚悟がない者は参拝するべからず!みたいな話もあるみたいですけど、実際はのところはどうなんでしょ?

 この階段ルートが嫌な人は、遠回りになりますが、山を巻く形で自動車が通れるアスファルトの林道で登ることもできます。また今年の夏はこの階段近くにスズメバチが巣を作っていたらしく、林道を迂回するよう立て看板が出ていたそうです。この階段登ってる途中でハチに襲われたら、多分一番下まで転げ落ちると思います。

 この階段を上りきった先を少し進むと五重塔があり、登山道はその左を巻くようにして更に進んでいきます。この辺はちょっとした稜線の岩場になっており、鉄階段や鎖があったりしますが、危険な道ではありません。また登山道の脇には岩に張り出す形で祠や道祖神?が祭られており、なんというかRPGの世界に迷い込んだかのような幻想的な光景。
 このエリアを越えると一旦車道に出て、再び登山道へ、ここからが鋸山への登山道となります。

 結構急な傾斜の上、途中には鎖場や階段などもあり、危険ではありませんがそれなりにハードな登山道です。ルートも一直線の登りという感じで、なかなか一息つける場所もありません。とにかくハァハァ言いながら頑張って山道を登ります。また岩山の狭い尾根道なので、転落には注意して下さい。左右とものぞき込むことがためらわれるほどの崖になっています。


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 やがて尾根道も終わり、森林帯の急な登りを越えるとようやく鋸山山頂です。周囲は木に覆われていてあまり眺望はありませんが、ちょっとした広場みたいになっていてベンチも用意されています。到着は11時ちょっと前。ほぼコースタイム通りのペースです。

 ここで持参したおにぎりを一つ食べて、15分位休憩。次に目指すのは大岳山です。


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 ここから大岳山へのコースは主に気持ちのよい稜線歩き。落ち葉が敷き詰められた緩やかな登りの登山道を歩きます。この辺りになると、木の間から右手に富士山、左手には東京都内の街並みが見えてとても気分が宜しいです。今回のコース中もっとも気持ちのよい道ではないでしょうか。

 この緩やかな道を1時間ちょっと歩くと、いよいよ大竹山頂上直下へ。ここからの道は再び岩場や鎖場があり傾斜も急になってきます。

 手を使って登る岩場もあるのですがここでトラブル。私はここで上につきだした岩に気づかず頭をゴチンとぶつけてしまい、岩に貼り付いた状態で数分固まってしまいました。結構思いっきりぶつけて、その瞬間頭蓋骨がミシッ!という音も聞こえた気がします。もっとも、その後に頭がフラフラしたとかそういう症状も出なかったので、とりあえず大丈夫だったのでしょう。
 その後も登りでつきだした木の枝に頭をガチンとやってしまったし、なんだか頭を打つことが多かった今回の登山でした。そのうち自転車みたいに「登山ではヘルメットを」という習慣が広がるかもしれませんね。


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 キツイ登りを越えるといよいよ大岳山山頂です。本日の最高峰となります。奥多摩駅の標高が350m、ここが1,266mですから、比高は900m位?ただ先週の三ツ峠山と違い、登り返しが何度もありますので、累計登坂高度は同じくらいかもしれません。

 天気も快晴で、私が歩いてきた方からだと右手、方角では南西方向には広く眺望が開けているため、富士山がくっきり!やはりはれの登山というのはテンション上がりますねぇ。
 山頂到着時間は12:30位。ここもガイドブックの参考タイムと同じペースでしょうか。


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 山頂ではおまちかね、コーヒーの儀式です。先週買ったSTARBUCKS VIAがまだ余っていますので、シエラカップでお湯を沸かします。ちなみにお湯の沸く時間を計測していましたが、50秒位でした。

 沸いたカップにコーヒーを入れて、MacBookAirこそありませんが、iPhoneいじりながら山頂ドヤと洒落込みます。そういえば昔の私は山でお湯沸かしてコーヒー飲むという習慣はあまりなかったな。友達と山に行くと途中でコーヒーを入れてくれるので、自分もなんとなく習慣になってしまったという感じ。確かにひんやりした空気の中で飲むコーヒーはおいしいです。
 その他では、昼食として持参したアーモンドチョコレートを3粒ほど食べたのと、山頂にIngressの敵陣ポータルがあったので、潰してレゾをデブロったりなんだり…。

 出発したのはおよそ30分後の13:00過ぎ。ここから下りに入ります。


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 山頂直下はかなり急な岩場となり、慎重に下ってゆきます。その後大岳神社手前で通常の山道に戻りますが、こちらの斜面は日陰になっているせいか、足下が凍っていて結構滑ります。杖を持参していたのですが、なければこけたかも。
 大岳神社と廃止になった大岳山荘を抜けると、再び岩場や鎖場が現れますが、傾斜が急ではないので、落ち着いて進めば問題ありません。

 下り道を40分ほど歩くと、ロックガーデンへ下る道と鍋割山への分岐があります。
 私が持参したガイドコースですと、ここからロックガーデンに向かう指示があったのですが、人工の庭園みたいな場所には興味が持てなかったので、そこから鍋割山へ向かいます。


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 こちらの道に入ると、道が荒れているというほどでもないのですが、人通りは少ないんだろうなという雰囲気になります。見通しがあまりきかない林の尾根道を進み、鍋割山山頂への到着は14:20分。

 山頂では写真を撮って、ザックを下ろして水を飲んで、すぐに次の奥の院へと出発します。


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 鍋割山から奥の院までは10分程度。山頂のすぐ下に御嶽山の奥の院社殿がありました。この裏手すぐが山頂らしいのですが、道が見当たりませんでした。ま、いいかなと思い下山開始。

 奥の院から御嶽山まではすぐかと思ったのですが、ここの傾斜が結構厳しくてなかなか水平距離が稼げません。またこの道はあまり人が通らないのか、迷うほどではないにせよ、所々道が消えかかっている場所もあり、少し不安。

 頂上直下の急な道を抜けると、両側に大きな杉の木が立つ尾根道に入ります。しばらく歩くと天狗の腰掛け杉と呼ばれる場所に出て、その先は登山道というより遊歩道な道を緩やかに上ると長尾茶屋へ到着します。


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 長尾茶屋(リンクがもはや食べログだw)ではCCレモンを1本購入。200円なのでなかなか良心的価格。1/3程飲んでから、さてここからどうしたモノかと、ルートマップを見て検討します。
 というのも、長尾茶屋に到着したのは15:00過ぎとなり、ここから約3時間を要する日の出山→三宝山縦走は、途中で日が暮れてしまうからです。

 ま、途中で日が暮れるというのはもちろん想定していましたので、今回は新型のヘッドランプを用意していたのですが、体力的に厳しかったらケーブルカーに乗って御嶽駅まで戻って終わりにするエスケープルートも考えていました。さて…どうすっかね?


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 結論も出ないし、仕方ないので御嶽駅に向かって歩きながら考えることにしたのですが、御嶽神社前の商店街にさしかかった辺りで「やはり行くか!」という気持ちに。

 この時点での歩行距離はガイドブックによると12kmに達しているはずですが、脚はまだ残っているし、先週の登山でできた両足の血豆(愛称:チマメ隊「嘘」)もまだできてないので、行けるかなって。

 つことで写真にあるドン突きを右に入り、こころぴょんぴょんしながら、日の出山へと向かいます。
 


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 御嶽山から日の出山へは、登山道というよりハイキングコースといった趣。コースタイムは40分ほどですが、少しペースを上げて歩きます。
 途中で日の出山から下ってきた人達と何組か会いましたが、この時間になると登る人はもういないみたい。東雲山荘がある峠を越えてちょっと歩くとようやく日の出山山頂となります。到着時間は16:00ちょうど。


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 山頂からは都内方向に眺望が開け、東京都の街並みが一望できます。これは素晴らしい景色!当日は新宿の高層ビル街まで見渡せましたが、もっと空気が澄んでいれば、スカイツリーや筑波山も見えるんだろうなぁ。
 既に人気のない山頂でしたが、自分1人でテンションマックス状態でした。

 さーて、ここからはあまりのんびりもしていられません。今の時期17:00には空が暗くなってしまいます。ここでザックにしまったヘッドライトを上着のポケットへと移動。次は三宝山方面へ下山を開始します。

 日の出山直下は少し登山道っぽいですが、ここから先は基本的に東雲小屋へ向かう管理林道、私的にはこういった道の事を「ジムニー道」と呼んでいるのですが、そんな道を緩やかに下っていきます。
 基本車道ではありますが、当然一般車両が入れるほどの広さもないし、路面も整備されているわけではありませんが、登山として考えると広くて歩きやすい道です。そんな道をどんどんと進んでいき、途中の梅ノ木峠へはおよそ50分後の16:50に到着。


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 さて、ここで暗闇に追いつかれました。
 残りのコースタイム1時間20分は夜間の登山となります。峠で一休みして写真を撮った後、いよいよヘッドランプ装着!ちなみに今回購入したヘッドランプはSunixというメーカーの充電式ヘッドランプ。ジオニック系統のモービルスーツみたいなナリをしていますが、これで3,000円を切るという破格値で、ネットで調べても結構評判いいみたい。もっともBlackDiamond ReVoltのパクリである事には間違いありません。ただあっちは価格が8,000円近いのとUSB充電する場合専用の変な充電式乾電池を使う必要がありますので、性能的には微妙だったりします。

 私の時論ですが、今時の登山用ヘッドランプは絶対にUSBの充電式がよいという考えています。
 乾電池式は電池交換直後以外は必ずフル充電状態にならないし、予備電池持ってけばいいじゃんといっても、暗い登山道の中で一度ヘッドランプを消して電池交換なんてするのか?と。
 それに比べ充電式では、登山前に充電すれば常にフル充電を保つことができますし、大体今時の登山ってみんなスマホ持ち歩いてるので、充電用バッテリとかも一緒に持ち歩いてるんですよね。だったら電源は統一化すべきという至極当たり前の考え方です。

 ちなみに、今までは登山用ヘッドランプとして、ペツルの非LEDヘッドランプを使っていました。夜間の山歩きをしない限りは性能的に充分でしたけど、現代のLEDヘッドランプと比較してしまうと、照度はともかくとして、照射時間が短いのが気になります。電球も切れたりするしね。
 新しいヘッドランプはそのうち買わなけりゃなと思っていたのですが、いい機会だったので今回初めてLEDヘッドランプの購入+実戦投入をしてみた訳です。


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 ヘッドランプの蘊蓄が長くなりました。
 こちらはランプを装着して同じ梅ノ木峠から撮影した写真。最近のデジカメは露出制御が優秀なので、日が傾いても結構明るい感じで写真が撮れてしまうのですが、実際の暗さはこちらの方が近い。ここから日が落ちた登山道に入ります。
 上にある峠の写真右側の尾根道ですね。

 ここから先は真っ暗なので写真がありません。梅ノ木峠から20分ほど歩いた所で三宝山山頂への登山道と巻き道の分岐があるのですが、真っ暗闇の上にどうせ眺望がないことが分かっているので山頂直下はスルー。
 三宝山より先は、どうやら青梅線沢井駅へ下る道がメインルートみたいで、その先の道は荒れ始めます。道が無いほどではありませんが奥多摩にしては未整備な感じ。これも回りが真っ暗だからそう感じるだけかもしれません。

 琴平神社より先で再び石神前駅への分岐があり、ここから先は益々未整備な感じになりました。暗いせいかもしれませんが、ルートを何カ所か見失いましたし、夜の登山はやはり危険ですね。超楽しかったけどw。

 それと、夜の山というのはやはり神聖な雰囲気がハンパない感じで、例えば正面に見える大きな杉の木の群落が暗闇だとでっかい岩に見えたりするんですよ。一瞬ドキッとしたりします。
 そういえば、水木しげるの妖怪で有名な「ぬりかべ」ですが、アレは元々妖怪ではなく、夜道でいきなり壁に当たるような感じで前に進めなくなる現象を指す言葉でした。その前に進めなくなる要因が、何かしらの恐怖心なのか、或いは今でいうところのハンガーノックなのかもしれませんが、夜の山道ではそういった現象が起きても不思議ではないな…みたいに改めて思います。

 ハンガーノックといえば、梅ノ木峠手前でおなかが「グゥ」と鳴って、あれ?空腹なのかなと思ってアーモンドチョコを2粒ほど食べましたが、考えてみれば本日口にした食べものは、朝食の鮭おにぎり1つと、鋸山山頂で口にした鮭おにぎり1つ、大岳山山頂で食べてアーモンドチョコ3粒、そして今の2粒で、ここまで山を歩いてきたにしては、全然おなかがへらない感じ。

 暗い山道をどんどん下り、最後は半ば藪漕ぎみたいになってしばらく行くと、ゴルフ場のフェンスが出てきました。そこから登山道入り口までは2〜3分。ようやく梅郷ゴルフ場入り口の舗装路にさしかかります。ここからはいきなり普通の住宅街。山靴でコツンコツンと脚を鳴らしながら歩いていると、仕事帰りのOLみたいな人とすれ違ったりして、完全登山装備と杖2本持ち歩いている自分が何やら不審者みたいです。

 この舗装路をおよそ15分ほど歩くとようやく日向和田駅に到着します。ここで本日の奥多摩登山は終了。
 ガイドブックによると総歩行距離は22km。時間は歩き始めてちょうど10時間となりました。18:38分立川行き登り列車にのって家へと向かいます。

 自宅到着後、前回より歩行距離と時間が長いにもかかわらず、足の裏にはチマメ隊もいませんでしたし、筋肉痛も思ったほどではない感じ。少しは私の肉体も進歩しているのかな?

 

R0327647.JPG↑青梅市もよくわかりませんが萌えてましたw

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