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▼2009年08月16日

見てないクセにサマーウォーズを語ってみる

ヲタ

 まぁ…映画の内容云々は当然語れないけどね。

 個人的に、この手の「ネットパニック映画」ってのは、どうも感情移入できないんだよなぁ。
 だって、例えば今インターネットに危機が訪れて、インターネットをどうにかしないと世界が破滅する!なんて事になったら、おとなしく回線切れば済むじゃん。
 例えば個人レベルでもっとも影響ありそうなネット危機というと、クレジットカードや銀行預金かな。でも、それらは紙の請求書や通帳の記入がある訳だから、不正使用について対抗する手段もあるし、あとは…個人ブログやmixiのアカウント乗っ取られたからって、命の危機がある訳じゃないもんなぁ。

 企業では深刻な被害を受ける所もあると思うけど、それだって「地球の危機」みたいな大げさな問題と天秤にかける話でもない。ネットウイルスが暴走して核戦争を引き起こす…なんて話しもあった気がするけど、軍事用の制御コンピューターって超保守的だから、家庭用PC向けに作られたウイルスじゃ、マシンの要求スペックが高すぎて実行できないのでは?
 今現在は知らないけど、ちょっと前までF-15で使われてるCPUなんて286とか386だった…なんて話もある位だし(笑)

 インターネットの中で、地球の危機に直結する悪意を持ったウイルス…もっとSFチックに人口生命体が出現!でもいいけど、仮にそうなったとしても、ネットワークケーブルと無線LANユニットを切断すれば危機は終わる筈…なので、私は「ネット世界の脅威が地球を滅ぼす」みたいなプロットには、もうそれだけでその先の感情移入ができなくなってしまうんだよね。
 こういうネットパニック映画って、例えばちょっと前にサイバーパンクチックな映画で流行った、電線や何やらが暴走してグニョグニョ動いて、人を襲う…みたいなノリと同じような気がする。そういえば、最近電線が動いて人の首を絞める…なんて映像も見なくなったね(笑)

 ま、だからといって、サマーウォーズがつまらないかどうかは全く判りません。プロットはともかく、映画としてはすごく面白いかもしれないので。

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コメント

 「サマーウォーズ」観てきたよ。面白かったよ。
 ネットに進入した軍事用AIが、インフラやライフラインを引っ掻き回すという設定だったよ。
  GPSや交通情報の混乱、緊急車両への誤報、医療設備の不具合などで社会的混乱が起こるので、回線を切るだけでは対処しきれないといった感じだね。

 当然、主人公達はこの軍事用AIと闘うわけだけど、ネット世界をどうこうというよりも、危機的状況に対峙するには人と人との繋がりである「絆」が大事だということに重点を置いているね。それはネット世界でも、インターネット以外のネットワークでも。「ネット」はあくまでもツールであり、テーマとしては「絆」を表現することに終始していたよ。
 そのためかネット世界の表現も、どこかアナログ臭い。それが面白味でもあるんだけど。

 「サマーウォーズ」は、頭をラクにして観られる良質のエンターティメントだったよ

お、見に行ったんですね。

そっか…面白かったのかぁ。
私も三郷に行ってこようかなぁ(笑)。

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